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9 病気について
■■■白点病■■■

今日は、いつもお世話になります。

先月そちらで買わせていただいたハタタテダイが白点病になってしまった様です。どのようにすればよいでしょうか?

■■■回答■■■

ハタタテダイのかかり易い病気の一つに、この白点病が有ります。白点病はチョウチョウウオが最もかかりやすく、追ってヤッコ類やハギ類、フグ類も注意が必要です。

治し方は二つあります。一つは硫酸銅による治療法(A)。もう一つはラクトフェリン治療法(B)です。 詳しくは下欄へ

体全体に白い点が散らばっているのが 白点病の特徴です。

また、点の大きさが ほぼ均一です。

 白点が数日で消えたり、付いたりを繰り返すため、白点の付いている場所が変化(移動)するのも特徴です。

(A)硫酸銅による治療法 -----------------------

★概要----硫酸銅を投与して水槽内を消毒し 強制的に治す方法です。


★長所----
強制的に消毒しますから、病原菌を残さず除菌します。硫酸銅の毒性は持続しますので、長期に渡り、病気の発生が抑えられます。


★短所----
硫酸銅の毒性は、魚以外の生物(サンゴ・イソギンチャク・エビ・カニ・海草・ライブロックなど)も死にいたらしめます。魚以外の生物が同居している場合、使用できません。

また、一度投薬した硫酸銅の毒性は持続しますので、魚以外の生物は今後、入れられなくなります。

★硫酸銅の入手方法----
薬局で取り扱っています。しかし、通常 硫酸銅は毒性を伴う薬品のため、在庫はしていないほうが多い様です。

白点病になる前に、あらかじめ薬局頼んで、取り寄せてもらいましょう。

薬物なので、認めのハンコが必要です。また、用途を聞かれますので、「熱帯魚の消毒です」と答えておきましょう。価格は1000円から2000円前後です。

★硫酸銅薬の作り方----

硫酸銅は水道水にといて使用します。詳細は当店までご連絡ください。

★硫酸銅薬の使用方法----
硫酸銅は、毎日(最長1週間)投薬します。一回に投薬する量は、水槽の水量により異なりますので、詳細は当店までご連絡ください。


(B)ラクトフェリン治療法 (お勧め)-----------------------

★概要--------
ラクトフェリンを給餌、つまり 食べさせる事によって、魚体そのものを健康に回復させ、病気を吹っ飛ばす方法です。

★長所----
毒性は全く伴わないので、魚以外の生物(サンゴ・イソギンチャク・エビ・カニ・海草・ライブロックなど)に無害です。

★短所----
この治療方はラクトフェリンをお魚に食べさせる事によりその効果が得られます。全く食べなくなるほど衰弱しているお魚 或いは、餌付けが出来ておらず、まだ何も食べないお魚には効果はありません。

★ラクトフェリンの入手----
当店のオリジナル商品の一つです。店頭販売、通信販売にてご入手ください。

★ラクトフェリンの使用方法----
 粉末であるラクトフェリンをまず 水又はクロマジェル(お勧め)で溶きます。そこに、いつも与えている乾燥餌(粒餌がよい)を加えます。すると 乾燥餌は乾燥しているので、先ほどの、ラクトフェリン水溶液を吸い込んでしまいます。

そのしみ込んだ、乾燥餌をお魚に与えます。 もちろん、病気になっていないお魚が食べても全く問題がなく、むしろ 、病気予防になります。

病気時でなくても、常に与えていただくことにより、本当に 病気しらずのお魚さんたちに生まれ変わるでしょう。

(C)フコイダン治療法 (お勧め)-----------------------

★概要--------
フコイダンを水槽に添加します。水槽に添加されたフコイダンは、ウイルスを吸着し、汚れと一緒に、濾過マットなどに付けます。飼育水から、病原菌を取り出す働きをします。

★長所----
毒性は全く伴わないので、魚以外の生物(サンゴ・イソギンチャク・エビ・カニ・海草・ライブロックなど)に無害です。

★短所----
全く食べない、泳がないほど病気が進行し、衰弱しているお魚 では 手遅れです。効果はありません。

★フコイダンの入手----
当店のオリジナル商品の一つです。店頭販売、通信販売にてご入手ください。

★フコインダンの使用方法----
 白点病治療の場合 週に2回 飼育水50リットルに対し、6cc 水槽に添加してください。
 白点病予防の場合 週に2回 飼育水50リットルに対し、2cc 水槽に添加してください。

水交換をした時、或いは レイアウトを変えるなどで、飼育水が濁った時に 飼育水50リットルに対し、2cc 水槽に添加してください。

■■■ワタカビ病 (別名 リブフォ ・ カリフラワー病)■■■

ヒレの先端に 綿カビ でしょうか、白い大きな綿のようなものが付いています。病気ですか?

どのように すれば、治りますか? 

■■■回答■■■

ワタカビ(別名 リブフォ や カリフラワー病)という病気です。

ラクトフェリンや フコイダンを

白点病と  ワタカビ病(白い点が付着する病気)は、良く似ていますが、全く異なる病気で、治療法も異なりますので、正しく区別する目が必要です。

白点病と ワタカビ病との見分け方★

---白い点の大きさ------

白点病の白い斑点は非常に細かく、体全体に点在します。透明なヒレの部分の白点が発見しやすいので、ヒレに多くついてるかのように一見、見えますが、良く見ると体 全体にムラ無く付いているはずです。また 点の大きさはほぼ、均一です。

それに対し ワタカビ病の白い点は、(↓の写真を参考に)まず、点の大きさにムラがあります。つまり大きい点や 小さな点、直径3ミリ以上もある点もあります。また、その白い点が徐々に 大きくなるなど 大きさに変化が見られます。

点の場所も、体全体的というよりは、部分的に点在しているようです。

左の写真では、胸ひれの先端に付いています。

---白い点の付いている場所------

白点病の場合、白点虫が2日間ほど体に付着した後、体からはなれ、水中でさらに子孫を増やします。  やがて、3から4日目には再び、白点虫は同じ魚をめざし付着します。

つまり、白点は3日と同じ間所についてはいません。点の居場所は日々変わっていきます。

それに対し、ワタカビ病の白い点は常に同じ間所にあります。

↓↓ワタカビ病の写真 ヒレの先端についているのがワタカビです。↓↓

↑↑ワタカビ病の写真 ヒレの先端についているのがワタカビです

。↑↑

---ワタカビ病の治療方------

ワタカビは基本的には淡水浴で治療しますが、ラクトフェリンや フコイダンも、効果があります。

とりあえずは下記の治療後にて治療して頂き、その後、予防として、普段から ラクトフェリンや フコイダンの使用をおすすめします。

さっそく 淡水浴のご説明に入りましょう。

用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションとニューグリーンFです。


まず治療したい魚が入っている水槽水温とほぼ同じかちょっと高めの水道水をバケツなどにとり中和剤をいれ、10分ほどアレーションをかけておきます。

こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。


10分ほど経ちましたら、お魚を水槽から掬い、淡水につけます。淡水浴する時間は、生体サイズによって異なります(下記参考に)。

3センチ未満 5分
4から6センチ 7分
7から10センチ 10分
11から15センチ 15分
16から20センチ 20分
21から25センチ 25分


淡水浴終了時間1分前になりましたら、お魚を水中から手で持ち上げ、ワタカビを軽く指の爪を立てて、こし取ります。

ワタカビの取れた跡に ニューグリーンFを 塗ります。

塗り方の注意
ニューグリーンFは緑色の粉末です。ぬれた指でニューグリーンFに触れるとニューグリーンFが指に付きます。

ワタカビの取れた跡にニューグリーンFの付いた指を軽く押し付ける様に塗ります。この時、指を滑らせるように塗るのではなく、指を乗せるように、かつ 軽く押し付ける様に塗るのがポイントです。


ニューグリーンFを塗り終わりましたら、淡水浴をしているバケツに海水(海水槽の飼育水でよい)を今現在入っている淡水量と同じ分入れ1/2海水にします。

例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、

最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。

こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。

ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。

備考

ニューグリーンFの色素が魚体に付着したままの状態で、水槽に戻しても大丈夫です。

ニューグリーンFの主成分のほとんどは 塩化ナトリウム、いわゆる塩からできており、体に付着したぐらいの量では、全く無脊椎動物に影響ありません。

■■■トリコディナー病■■■

フレンチエンゼルが岩陰から出てこなくなり、餌も食べにこなくなりました。

良く見るとの体の表面が白く、膜がはっているようです。

どのように治療するのが適切でしょうか。

■■■回答■■■

トリコディナー病という病気です。

トリコディナー病は早期治療が不可欠です。はっきりと膜が貼っている状態であったり、膜がはがれおちてくる状態では、正直いって手遅れです。

しかしながら、何もしないで 死なせてしまうわけには行きません。右記の方法で治療してください。

またトリコディナー病の早期発見方法は次のようなものです。このような状態の時に治療をすれば、ほぼ治す事ができます。

★通常は食べに来ていたのに、今日は

餌を食べにこない。

★以前は水槽内を泳いでいたのに、今日は岩陰にいて 出てこない。

★魚を真正面から見ると、何となく白く膜が魚体にかぶさっているように見える。
★時折 身震いするように背びれを動かす。 
★ 何かを拭い去るかのように、突然、素早く泳ぎだす。

背中に白い膜が貼っているのが観えますでしょうか?

これが トリコディナー病です。

---トリコディナー病の治療方------

トリコディナー病は基本的に淡水浴で治療しますが、ラクトフェリンや フコイダンも、効果があります。

とりあえずは下記の治療後にて治療して頂き、その後、予防として、普段から ラクトフェリンや フコイダンの使用をおすすめします。

さて、用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションとニューグリーンFです。


まず治療したい魚が入っている水槽水温とほぼ同じかちょっと高めの水道水をバケツなどにとり中和剤をいれ、10分ほどアレーションをかけておきます。

こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。


10分ほど経ちましたら、お魚を水槽から掬い、淡水につけます。淡水浴する時間は、生体サイズによって異なります(下記参考に)。

3センチ未満 5分
4から6センチ 7分
7から10センチ 10分
11から15センチ 15分
16から20センチ 20分
21から25センチ 25分

淡水浴中、時間とともに 白い粘膜状のものが体から剥がれ落ちるのが分かると思います。


淡水浴終了時間1分前になりましたら、お魚を水中から手で持ち上げ、白い粘膜状が付いていた部分に ニューグリーンFを 塗ります。

塗り方の注意
ニューグリーンFは緑色の粉末です。ぬれた指でニューグリーンFに触れるとニューグリーンFが指に付きます。

白い粘膜状が付いていた部分にニューグリーンFの付いた指を軽く押し付ける様に塗ります。この時、指を滑らせるように塗るのではなく、指を乗せるように、かつ 軽く押し付ける様に塗るのがポイントです。


ニューグリーンFを塗り終わりましたら、淡水浴をしているバケツに海水(海水槽の飼育水でよい)を今現在入っている淡水量と同じ分入れ1/2海水にします。

例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、

最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。

こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。

ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。

備考

ニューグリーンFの色素が魚体に付着したままの状態で、水槽に戻しても大丈夫です。

ニューグリーンFの主成分のほとんどは 塩化ナトリウム、いわゆる塩からできており、体に付着したぐらいの量では、全く無脊椎動物に影響ありません。

■■■寄生虫■■■その1

体を岩や底砂にこすり付けるのですが白点病でしょうか?

白点らしきものは、体に付着しているようには見えないのですが、、、。

■■■回答■■■

白点ではなく おそらく寄生虫であると考えられます。白点病の場合、以外にも、体をこすり付けるようなしぐさはありません。

白点病は、身震いをするようなしぐさと、目視による白点の確認で識別できます。

寄生虫の場合、かゆがり 体を必要以上に何回も何回も 岩や 底砂にこすりつけます。その結果、体を傷つけ、その部分に雑菌が入り炎症をおこしてしまいます。

ヤッコ チョウチョ ハギ ハナダイ ミノカサゴ類に多い病気です。

寄生虫が付着している状態を、なかなか目視するのは難しいです。偶然にも寄生虫の一つが、目の上に付いていた場合、何となく目が白く曇っているように見えます。下記の イシガキフグの左目が曇っている例です。

淡水に入れた直後はさほど寄生虫が付いているのが目立ちませんが、○の中についています。↓ 

寄生虫が元気な時は 透明で目視しにくいですが、

ようやく寄生虫が死に始め白く浮き出てくるのがわかりますか?↓

黒いヤッコの場合、白く浮き出た寄生虫が容易に目視できます。↓

眼球の下からも 浮き出てきました。↓

---寄生虫の治療方------

寄生虫は淡水浴で治療します。

用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションです。


まず治療したい魚が入っている水槽水温とほぼ同じかちょっと高めの水道水をバケツなどにとり中和剤をいれ、10分ほどアレーションをかけておきます。

こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。


10分ほど経ちましたら、お魚を水槽から掬い、淡水につけます。淡水浴する時間は、生体サイズによって異なります(下記参考に)。

3センチ未満 5分
4から6センチ 7分
7から10センチ 10分
11から15センチ 15分
16から20センチ 20分
21から25センチ 25分

淡水浴中、時間とともに 白いコンタクトレンズ状のものが体から剥がれ落ちるのが分かると思います。左の写真参考


淡水浴終了時間30秒前になりましたら、淡水浴をしているバケツに海水(海水槽の飼育水でよい)を今現在入っている淡水量と同じ分入れ1/2海水にします。

例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、

最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。

こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。

ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。

徐々に寄生虫が剥がれ落ちていきます。。↓

完全に剥がれ落ちた寄生虫です。↓ 直径1ミリから 3ミリの大きな寄生虫もいます。

■■■寄生虫■■■その2

淡水浴をすると 数分で、通常、上記のような白いものが浮きはじめます。

ところが、数分たっても上記のような白いものが出てこない寄生虫もいます。その場合、鰓(えら)の中にいる寄生虫で、淡水浴時間後半になりようやく鰓から続々出てきます。

色は 白っぽかったり グレーっぽかったりします。全長2から3ミリほどの細長い鰓につく寄生虫です。

体を岩や底砂にこすり付ける時、この種類の寄生虫が付いていると、 特に鰓ブタを良くこすり付けます。また 呼吸が小刻みに速いです。時折首を振るようなしぐさが見られます。

もちろん 寄生虫1 と寄生虫2 が両方付着している場合も多々あります。

---寄生虫の治療方------

寄生虫 その1 の治療法と 全く同じです。↑↑↑

淡水浴後、えらから出てきた寄生虫です。大きさは全長2から3ミリ程度。↓↓↓↓↓↓↓↓↓

■■■ガス病■■■

タツノオトシゴのお腹に、なんかガスがたまった見たいで、浮いたままになっています。

治療法を教えて下さい。

では宜しくお願いします。

■■■回答■■■

現在、対処方法としまして、注射器で中にたまったガスを取り除くことは
当店でも行っていますが、応急処置にずぎません。決定的な治療法はこちらでも把握していないのが、現状です。お役に立てなくて申し訳ございません。また、何か別の方法等ありましたら、お知らせ下さい。では 宜しくおねがいします

■■■ポップアイ病■■■

朝みたら お魚の眼球が突然出ているのですが、病気でしょうか?

餌は一応食べますが、うまく見えていないのか、食べるのが下手になったようにうまく食べれていないようです。

治療方法を教えてください。

■■■回答■■■

ポップアイ病です。ポップアイ病のほとんどは、人災であるといえます。つまり、飼育(メンテナンス)の仕方の不手際でおこる症状です。

その不手際とは
1 水槽のお掃除(水交換や苔取り)の際、水槽をにごらせてしまった。
→濁らせた事が原因です。

2 水槽のお掃除等 何もしていないし、にごらせた覚えもない。
→掃除のしなさすぎも原因です。

不手際 1 と 2 では、全く相反する行為ではありますが、共通点があります。


不手際1の場合、底砂をまきあげ、濁らした場合、底砂の隙間にたまった窒素ガス等が、水中に放出され、一時的に水槽内が過剰窒素ガスで充満します。

不手際2 の場合、底砂の掃除をしなさすぎの場合、底砂の隙間に溜まった窒素ガスなどが、たまりにたまって、何かの拍子に一揆に水中に放たれ、同じく水槽内が一時的に過剰窒素ガスで充満します。

このような際、魚によっては、その窒素ガスが呼吸によって体内に取り込まれ目の内側にたまってしまう症状、これがポップアイです。

従って、

細菌やウイルス等による病気とは異なり、他の魚に感染したりする事はありません。

しかしながら、同じ水槽にいるお魚は同じ条件を味わっているため、複数の魚が同時にポップアイになる場合も有ります。

---ポップアイの治療方------

ポップアイ病は先にも述べたように、いわゆる病気ではないため、これという薬や治療法はありません。

しかし、対処方がありますので、参考にしてください。

不手際1の場合

1の場合のポップアイ病は、2日から30日ぐらいで、自然に治っていきます。その様子を見守りながら、今後、濁らせないよう注意を払ってください。

不手際2の場合

2の場合のポップアイ病は、深刻です。この場合、何もしなければ、自然には治りませんし、症状は更に悪化していきます。

、両目がポップアイになると、餌がうまくとれず、衰弱、死にいたることもあります。

まず、水交換を行ってください。

水槽の水交換をする際、底砂から沈殿した汚れを吸い出すように、飼育水をだします。これを毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す事)と呼びます。

この方法は、今回の治療方とは関係なく 定期的に通常2から4週間に一度は、必ず、行ってください。

この方法こそが、いわゆる水交換です。詳細はこちらへ

うわべの水を交換しても、汚れを水槽から取り除かなければ、掃除をした事にはなりません。

また、「私はいつも底砂から沈殿した汚れを吸い出すように掃除しているよ」、という方でもポップアイになる場合があります。

 

その方は おそらく、 毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す事)をする箇所と、していない箇所が有るはずです。

例えばレイアウトの飾りサンゴやライブロックの下はいかがでしょうか?レイアウトを移動して毒抜きをしていますでしょうか?

水交換をする場合は、レイアウトの飾りサンゴやライブロックを左右のどちらかに寄せて、 よけたほうを完璧に毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す)してください。

水交換量は、全水槽水量の2割までに留めてください。大幅な水交換は 生体(特に魚)に大きな負担を与えます。

水槽底砂の半分(例えば右半分)の毒抜きをした時点で、すでに2割分の水を抜いてしまった場合、残りの半分(例えば左半分)は、次回に回しましょう。 つまり

毒抜きは、場合によっては、どちらか一方(水槽の左側か右側か)でもかまいません。次回その反対側を毒抜きすればOKです。

全水槽水量の2割以上の水換えをしない。この事を優先しましょう。

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