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■■■白点病■■■
今日は、いつもお世話になります。 先月そちらで買わせていただいたハタタテダイが白点病になってしまった様です。どのようにすればよいでしょうか? ■■■回答■■■ ハタタテダイのかかり易い病気の一つに、この白点病が有ります。白点病はチョウチョウウオが最もかかりやすく、追ってヤッコ類やハギ類、フグ類も注意が必要です。 治し方は二つあります。一つは硫酸銅による治療法(A)。もう一つはラクトフェリン治療法(B)です。 詳しくは下欄へ 体全体に白い点が散らばっているのが 白点病の特徴です。 また、点の大きさが ほぼ均一です。 白点が数日で消えたり、付いたりを繰り返すため、白点の付いている場所が変化(移動)するのも特徴です。 (A)硫酸銅による治療法 ----------------------- ★概要----硫酸銅を投与して水槽内を消毒し 強制的に治す方法です。
また、一度投薬した硫酸銅の毒性は持続しますので、魚以外の生物は今後、入れられなくなります。 ★硫酸銅の入手方法---- 白点病になる前に、あらかじめ薬局頼んで、取り寄せてもらいましょう。 薬物なので、認めのハンコが必要です。また、用途を聞かれますので、「熱帯魚の消毒です」と答えておきましょう。価格は1000円から2000円前後です。 ★硫酸銅薬の作り方---- 硫酸銅は水道水にといて使用します。詳細は当店までご連絡ください。 ★硫酸銅薬の使用方法----
(B)ラクトフェリン治療法 (お勧め)----------------------- ★概要-------- ★長所---- ★短所---- ★ラクトフェリンの入手---- ★ラクトフェリンの使用方法---- そのしみ込んだ、乾燥餌をお魚に与えます。 もちろん、病気になっていないお魚が食べても全く問題がなく、むしろ 、病気予防になります。 病気時でなくても、常に与えていただくことにより、本当に 病気しらずのお魚さんたちに生まれ変わるでしょう。 (C)フコイダン治療法 (お勧め)----------------------- ★概要-------- ★長所---- ★短所---- ★フコイダンの入手---- ★フコインダンの使用方法---- 水交換をした時、或いは レイアウトを変えるなどで、飼育水が濁った時に 飼育水50リットルに対し、2cc 水槽に添加してください。 |
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■■■ワタカビ病 (別名 リブフォ ・ カリフラワー病)■■■ ヒレの先端に 綿カビ でしょうか、白い大きな綿のようなものが付いています。病気ですか? どのように すれば、治りますか? ■■■回答■■■ ワタカビ(別名 リブフォ や カリフラワー病)という病気です。 ラクトフェリンや フコイダンを 白点病と ワタカビ病(白い点が付着する病気)は、良く似ていますが、全く異なる病気で、治療法も異なりますので、正しく区別する目が必要です。 ★白点病と ワタカビ病との見分け方★ ---白い点の大きさ------ 白点病の白い斑点は非常に細かく、体全体に点在します。透明なヒレの部分の白点が発見しやすいので、ヒレに多くついてるかのように一見、見えますが、良く見ると体 全体にムラ無く付いているはずです。また 点の大きさはほぼ、均一です。 それに対し ワタカビ病の白い点は、(↓の写真を参考に)まず、点の大きさにムラがあります。つまり大きい点や 小さな点、直径3ミリ以上もある点もあります。また、その白い点が徐々に 大きくなるなど 大きさに変化が見られます。 点の場所も、体全体的というよりは、部分的に点在しているようです。 左の写真では、胸ひれの先端に付いています。 ---白い点の付いている場所------ 白点病の場合、白点虫が2日間ほど体に付着した後、体からはなれ、水中でさらに子孫を増やします。 やがて、3から4日目には再び、白点虫は同じ魚をめざし付着します。 つまり、白点は3日と同じ間所についてはいません。点の居場所は日々変わっていきます。 それに対し、ワタカビ病の白い点は常に同じ間所にあります。 ↓↓ワタカビ病の写真 ヒレの先端についているのがワタカビです。↓↓ ↑↑ワタカビ病の写真 ヒレの先端についているのがワタカビです 。↑↑ ---ワタカビ病の治療方------ ワタカビは基本的には淡水浴で治療しますが、ラクトフェリンや フコイダンも、効果があります。 とりあえずは下記の治療後にて治療して頂き、その後、予防として、普段から ラクトフェリンや フコイダンの使用をおすすめします。 さっそく 淡水浴のご説明に入りましょう。 用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションとニューグリーンFです。 1 こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。 2
3 ワタカビの取れた跡に ニューグリーンFを 塗ります。 塗り方の注意 ワタカビの取れた跡にニューグリーンFの付いた指を軽く押し付ける様に塗ります。この時、指を滑らせるように塗るのではなく、指を乗せるように、かつ 軽く押し付ける様に塗るのがポイントです。 4 例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、 最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。 こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。 ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。 備考 ニューグリーンFの色素が魚体に付着したままの状態で、水槽に戻しても大丈夫です。 ニューグリーンFの主成分のほとんどは 塩化ナトリウム、いわゆる塩からできており、体に付着したぐらいの量では、全く無脊椎動物に影響ありません。 |
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■■■トリコディナー病■■■
フレンチエンゼルが岩陰から出てこなくなり、餌も食べにこなくなりました。 良く見るとの体の表面が白く、膜がはっているようです。 どのように治療するのが適切でしょうか。 ■■■回答■■■ トリコディナー病という病気です。 トリコディナー病は早期治療が不可欠です。はっきりと膜が貼っている状態であったり、膜がはがれおちてくる状態では、正直いって手遅れです。 しかしながら、何もしないで 死なせてしまうわけには行きません。右記の方法で治療してください。 またトリコディナー病の早期発見方法は次のようなものです。このような状態の時に治療をすれば、ほぼ治す事ができます。
背中に白い膜が貼っているのが観えますでしょうか? これが トリコディナー病です。 ---トリコディナー病の治療方------ トリコディナー病は基本的に淡水浴で治療しますが、ラクトフェリンや フコイダンも、効果があります。 とりあえずは下記の治療後にて治療して頂き、その後、予防として、普段から ラクトフェリンや フコイダンの使用をおすすめします。 さて、用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションとニューグリーンFです。 1 こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。 2
淡水浴中、時間とともに 白い粘膜状のものが体から剥がれ落ちるのが分かると思います。 3 塗り方の注意 白い粘膜状が付いていた部分にニューグリーンFの付いた指を軽く押し付ける様に塗ります。この時、指を滑らせるように塗るのではなく、指を乗せるように、かつ 軽く押し付ける様に塗るのがポイントです。 4 例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、 最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。 こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。 ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。 備考 ニューグリーンFの色素が魚体に付着したままの状態で、水槽に戻しても大丈夫です。 ニューグリーンFの主成分のほとんどは 塩化ナトリウム、いわゆる塩からできており、体に付着したぐらいの量では、全く無脊椎動物に影響ありません。 |
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■■■寄生虫■■■その1
体を岩や底砂にこすり付けるのですが白点病でしょうか? 白点らしきものは、体に付着しているようには見えないのですが、、、。 ■■■回答■■■ 白点ではなく おそらく寄生虫であると考えられます。白点病の場合、以外にも、体をこすり付けるようなしぐさはありません。 白点病は、身震いをするようなしぐさと、目視による白点の確認で識別できます。 寄生虫の場合、かゆがり 体を必要以上に何回も何回も 岩や 底砂にこすりつけます。その結果、体を傷つけ、その部分に雑菌が入り炎症をおこしてしまいます。 ヤッコ チョウチョ ハギ ハナダイ ミノカサゴ類に多い病気です。 1 寄生虫が付着している状態を、なかなか目視するのは難しいです。偶然にも寄生虫の一つが、目の上に付いていた場合、何となく目が白く曇っているように見えます。下記の イシガキフグの左目が曇っている例です。 2 淡水に入れた直後はさほど寄生虫が付いているのが目立ちませんが、○の中についています。↓ 3 寄生虫が元気な時は 透明で目視しにくいですが、 ようやく寄生虫が死に始め白く浮き出てくるのがわかりますか?↓ 黒いヤッコの場合、白く浮き出た寄生虫が容易に目視できます。↓ 眼球の下からも 浮き出てきました。↓ ---寄生虫の治療方------ 寄生虫は淡水浴で治療します。 用意するものは、バケツ、水道水と中和剤、エアレーションです。 1 こうする事によって、淡水浴で使う水道水のPHが上がります。 2
淡水浴中、時間とともに 白いコンタクトレンズ状のものが体から剥がれ落ちるのが分かると思います。左の写真参考 3 例 10リットルバケツに 3リットルの淡水を入れて、淡水浴をしていた場合、 最後に3リットルの海水を加え、合計6リットルにし いわゆる 汽水にします。 こうして30秒ほど泳がせた後、魚を本水槽にもどします。 ここまでの作業時間すべてが、先ほどの淡水浴時間に含まれます。 徐々に寄生虫が剥がれ落ちていきます。。↓ 完全に剥がれ落ちた寄生虫です。↓ 直径1ミリから 3ミリの大きな寄生虫もいます。 |
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■■■寄生虫■■■その2
淡水浴をすると 数分で、通常、上記のような白いものが浮きはじめます。 ところが、数分たっても上記のような白いものが出てこない寄生虫もいます。その場合、鰓(えら)の中にいる寄生虫で、淡水浴時間後半になりようやく鰓から続々出てきます。 色は 白っぽかったり グレーっぽかったりします。全長2から3ミリほどの細長い鰓につく寄生虫です。 体を岩や底砂にこすり付ける時、この種類の寄生虫が付いていると、 特に鰓ブタを良くこすり付けます。また 呼吸が小刻みに速いです。時折首を振るようなしぐさが見られます。 もちろん 寄生虫1 と寄生虫2 が両方付着している場合も多々あります。 ---寄生虫の治療方------ 寄生虫 その1 の治療法と 全く同じです。↑↑↑ 淡水浴後、えらから出てきた寄生虫です。大きさは全長2から3ミリ程度。↓↓↓↓↓↓↓↓↓ |
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■■■ガス病■■■
タツノオトシゴのお腹に、なんかガスがたまった見たいで、浮いたままになっています。 治療法を教えて下さい。 では宜しくお願いします。 ■■■回答■■■ 現在、対処方法としまして、注射器で中にたまったガスを取り除くことは |
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■■■ポップアイ病■■■
朝みたら お魚の眼球が突然出ているのですが、病気でしょうか? 餌は一応食べますが、うまく見えていないのか、食べるのが下手になったようにうまく食べれていないようです。 治療方法を教えてください。 ■■■回答■■■ ポップアイ病です。ポップアイ病のほとんどは、人災であるといえます。つまり、飼育(メンテナンス)の仕方の不手際でおこる症状です。 その不手際とは 2 水槽のお掃除等 何もしていないし、にごらせた覚えもない。 不手際 1 と 2 では、全く相反する行為ではありますが、共通点があります。
不手際2 の場合、底砂の掃除をしなさすぎの場合、底砂の隙間に溜まった窒素ガスなどが、たまりにたまって、何かの拍子に一揆に水中に放たれ、同じく水槽内が一時的に過剰窒素ガスで充満します。 このような際、魚によっては、その窒素ガスが呼吸によって体内に取り込まれ目の内側にたまってしまう症状、これがポップアイです。 従って、 細菌やウイルス等による病気とは異なり、他の魚に感染したりする事はありません。 しかしながら、同じ水槽にいるお魚は同じ条件を味わっているため、複数の魚が同時にポップアイになる場合も有ります。 ---ポップアイの治療方------ ポップアイ病は先にも述べたように、いわゆる病気ではないため、これという薬や治療法はありません。 しかし、対処方がありますので、参考にしてください。 不手際1の場合 1の場合のポップアイ病は、2日から30日ぐらいで、自然に治っていきます。その様子を見守りながら、今後、濁らせないよう注意を払ってください。 不手際2の場合 2の場合のポップアイ病は、深刻です。この場合、何もしなければ、自然には治りませんし、症状は更に悪化していきます。 、両目がポップアイになると、餌がうまくとれず、衰弱、死にいたることもあります。 まず、水交換を行ってください。 水槽の水交換をする際、底砂から沈殿した汚れを吸い出すように、飼育水をだします。これを毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す事)と呼びます。 この方法は、今回の治療方とは関係なく 定期的に通常2から4週間に一度は、必ず、行ってください。 この方法こそが、いわゆる水交換です。詳細はこちらへ うわべの水を交換しても、汚れを水槽から取り除かなければ、掃除をした事にはなりません。 また、「私はいつも底砂から沈殿した汚れを吸い出すように掃除しているよ」、という方でもポップアイになる場合があります。
その方は おそらく、 毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す事)をする箇所と、していない箇所が有るはずです。 例えばレイアウトの飾りサンゴやライブロックの下はいかがでしょうか?レイアウトを移動して毒抜きをしていますでしょうか? 水交換をする場合は、レイアウトの飾りサンゴやライブロックを左右のどちらかに寄せて、 よけたほうを完璧に毒抜き(底砂から沈殿した汚れを吸い出す)してください。 水交換量は、全水槽水量の2割までに留めてください。大幅な水交換は 生体(特に魚)に大きな負担を与えます。 水槽底砂の半分(例えば右半分)の毒抜きをした時点で、すでに2割分の水を抜いてしまった場合、残りの半分(例えば左半分)は、次回に回しましょう。 つまり 毒抜きは、場合によっては、どちらか一方(水槽の左側か右側か)でもかまいません。次回その反対側を毒抜きすればOKです。 全水槽水量の2割以上の水換えをしない。この事を優先しましょう。 |
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